修復屋さん？ヒートショックプロテイン！入浴の大切さ＜３＞
ご存知ですか？ ヒートショックプロテイン（HSP）！！ 
▼人間の体には▼
体内には６０兆個の細胞が存在し、その細胞には、タンパク質がいっぱい詰まっています。人間の体の成分は約60％が水で、それ以外はほとんどタンパク質です。ストレスや病気で細胞が傷つくと、真っ先に傷つくのがタンパク質。そして、さまざまな不調がでてきます。
では・・・
▼ヒートショックプロテインとは？▼
飲み物では、ありませんよ(*´ω｀)ストレスで傷ついた細胞を修復し、元気にするタンパク質です！つまり、細胞の修理屋さん♪♪日本語では、熱衝撃タンパク質。別名、万能タンパク質と言われます。HSPが多いと健康的！しかし、HSPは加齢と共に減少していきます・・・
HSPを増やすには？
体には「ストレス」と感じますが、細胞が死ぬほどではないマイルドなストレスを与えることで、体内のHSPが増えます。ストレスで増えて、ストレスで撃退する、ストレス防御タンパク質でもあります。
ストレスを与えるって！？
HSPは、さまざまなストレスで増加しますが、それに伴うダメージが大きいストレスを与えるのはNGです。最も簡単で、効率が良く、安全なのが「加熱」です。個人差はありますが、HSPは加熱の２日後をピークに増加します。 
加熱とは？
熱ストレスを与える入浴法です。
（1）入浴前に、250ml程度の水分を補給。
（2）舌下温が測れる体温計を用意して入浴。
（3）肩まで浸かり、42℃のお風呂に10分、41℃のお風呂なら15分、40℃のお風呂なら20分、体温が38度以上になるように温める。辛い時は無理せずに、一度湯船から上がり、入り直してください。
※高齢者はみぞおちまで浸かり、肩に乾いたタオルをかけること。
※入浴剤を入れると効果UP！アロマバス
※低体温の方は、最初は体温が37度以上になるように温めること。徐々に目標は38度。
（4）入浴後は、250ml程度の水分を補給し、バスタオルなどで全身をくるみ熱を逃がさないように10分～15分程度安静。
（5）保温した後は、自然に体温を戻す。
（6）この入浴法を週2回行う。（効果が１～３日持続するため週2回）冬の室内と外では温度差が激しいため、お湯の温度に注意すること。
効果：HSPが増えると・・・
病気の予防、細胞の活性化、疲れにくい、低体温改善、コラーゲンの増量、美肌効果、中性脂肪を燃えやすくする、ダイエット効果、老化の予防にも。 なんと、ガンを収縮させるほど免疫を高める効果も！
1日30分の有酸素運動でHSPが増加！？
運動をすると、体温が上がり、熱ストレスが加わったときと同じような状態になります。 個人差はありますが、1日30分の有酸素運動でHSPが増加。目安として、汗が出てきて、ちょっとキツイと思うくらいの負荷です。そして下半身、特ににふくらはぎを動かすと、より効果的がUPします。
▼HSP入浴法を上手に活用▼
スポーツ選手、アスリートも大会２日前に入浴している方がいるようです。 と言うことで、HSP入浴法を上手に活用しましょう！ 大会の２日前に。デートの２日前に。発表会の2日前に。試験２日前に。重要な会議２日前に。コンペの２日前に。手術の２日前に。など
ストレス社会に勝つ！？
過剰な精神的ストレスが長期間続くと危険です。 しかも悪化すると、うつ状態になってしまいます。 加温によるHSPの増加を、精神的ストレスや、うつ病予防に役立ててください。 ストレスや疲労が大きい時は、HSP入浴法を毎日続けるのも、おすすめです。
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