ランニングは左回りが常識!?
ご来店いただいたお客様はランナー。
ご希望のコースは、▶スポーツアロママッサージ。
一番ケアしたい部分は、腰。腰痛。
実際に施術してみると、右側の腰の筋肉は柔らかく、左の筋肉がかなり張っていました。その事をお伝えすると、左回りが原因ではないかと・・・。
左回り?
知っていますか?ランニングは、左回りが常識!?
左回りルールは1912年から!
左回りに変わったのは1908年の第4回ロンドン五輪からで、その4年後に設立された国際陸上競技連盟がルールとしても左回りを採用。その内容は「左手が内側になるように走らなければならない」というもの。その後、そのルールは改正されることなく今日に至っています。(国際陸上競技連盟より)
確かに!
陸上のトラックを走る場合、左回り(反時計回り)に走っています。
実際、試してみました!
トラックを左回りに走る場合は、左足が軸足で右足が蹴り足(利き足)になります。
すると、骨盤は左が後ろ、右が前に傾くように歪みやすくなります。
これらが腰痛原因の1つとだと感じました。
ただし、その歪みというのは左回りのトラックを走るために最適化された結果で、トラック選手には、その体の状態が不可欠。歪みを直すと、左回りに違和感が出て、良いパフォーマンスに繋がらなくなる事でしょう。
健康のためにランニングをしている方は、右回りも取り入れてみてはいかがですか?
注意!
ルールがある場所では、右回りだと注意されますから、確認してからですね。
●○●豆知識●○●
なぜ、左回りが走りやすいの!?
・心臓の位置の関係
人間は、無意識に遠心力による心臓への負担を少なくするため、左回りに動きます。心臓が胸の左寄りについているので、カーブを走るとき左回りの方が走りやすいです。また、広い野原などで人に目隠しをした状態でまっすぐ歩かせると、なぜか本能的に左寄りに寄って行く方が多いようです。
・利き足の関係
右利きの人は左足が軸足、左利きの人は右足が軸足になります。軸足は体をしっかり支さえ、踏ん張る足。反対側のけり足は自由に動く器用な足です。右利きの人が圧倒的に多いこの世の中、左回りに走るルールになったのは、コーナーで軸足の左足で踏ん張り、外側で器用な右足を動かす事が一番走りやすく、速く走れる結果が出ているからとも言えます。
ランニングは、健康にも美容にも良い事。
無理なく、適度に、細く長く続けて行きましょう♡
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□