膝の外側の痛み【腸脛靭帯炎】
膝の外側の痛み【腸脛靭帯炎】
長距離を走ると膝の外側に痛みが出るとの事で来店いただきました。
話を伺うと・・・腸脛靭帯炎ではないのでしょうか。
もし、膝の内側が痛む方は▶「鵞足炎」かもしれません。
腸脛靭帯炎とは?
ランニングの障害の代表的な症状の1つで、膝の屈伸運動を繰り返すことにより、腸脛靭帯が膝の外側の骨との摩擦を受けて炎症を起こし、痛みが発生する症状です。※図のピンクの部分に痛みが出ます。
症状が悪化してくると、膝の曲げ伸ばしが辛く、階段の昇り降りなど日常生活にも影響がでてきます(*_*)
腸脛靭帯炎の原因は
一般的には
・使い過ぎや走りすぎのオーバーユース
・硬い路面のランニング
・硬いシューズ
・ランニングフォームの問題
・O脚の方 など
ポイントは
ランニングの動作時に酷使される大腿筋膜張筋!
※図の緑色の部分です。
大腿筋膜張筋とは
腸脛靭帯に付着していて、股関節を動かし股関節を固定する動きを持っています。(普段歩く時、大腿筋膜張筋を触ってみてください。筋肉の収縮が手で感じられると思います。)
痛みが出るまでの流れ
ランニングによって大腿筋膜張筋が損傷
→筋短縮が起こる
→大腿筋膜張筋に付着している腸脛靭帯が上から引っ張り上げられる
→腸脛靭帯そのもの緊張も高まる
→すると、膝の曲げ伸ばしを行った時、ゆとりが無くなった腸脛靭帯は、膝の外側にある大腿骨と擦れ合う事になり、やがて炎症をおこし痛みを感じます。
改善・予防には
まず、太ももの筋緊張を取り、緩めることです。
特に、大腿筋膜張筋と腸脛靭帯の両方を緩めましょう!
※腸脛靭帯とは、図の大腿筋膜張筋と痛みの部分をつないだ靭帯です。
当サロンでは、▶スポーツアロママッサージでケアさせていただきます。
緩めることによって、膝回りの腸脛靭帯にゆとりが出来ると大腿骨とこすれ合う事が少なくなり、炎症が治まり痛みも緩和されます。
自宅ケアとしては、大腿筋膜張筋と腸脛靭帯に意識し、ストレッチやマッサージをしてケアしてください。
スポーツアロママッサージは、
30分~ご用意があります。
コース時間50分。6,000円。
お気軽にご連絡ください♪
※膝の内側が痛む方は、▶「鵞足炎」もチェック!
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□